Sonya room

節約生活や読書の記録を綴ります

私の英語学習法についてー洋書多読の楽しみー

 私のこれまでの英語学習について、書いていきたいと思います。これまでのTOEIC最高スコアは840です。

 現在は950取得のため、TOEIC対策に特化した勉強をしていますが、以前は違いました。

 840点の英語力になるため勉強したことはただひとつ、多読ーとにかく英文を読む、それだけでした。

 私は元々読むことが好きなので、英語も、とにかく読んでいた記憶があります。

 いきなり洋書に取り組むことはハードルが高かったので、最初はGraded Readersを使用しました。

 Graded Readersとは、英語学習者用にやさしく書かれた英文シリーズで、数多くの作品があります。使用する語彙も限られています。そして、名前の通り、段階的にレベルアップできるよう構成されているので、少しずつレベルアップし、洋書を楽しむことができる内容になっています。

 例えば、下記のようなものです。

 

ラダーシリーズ特設サイト

Pearson English Readers (Penguin Readers)

Graded Readers | Oxford University Press

 

 私は最初、日本語の解説があるラダーシリーズから読み始めました。

 ラダーシリーズは、対訳バージョンもあるので、英語に抵抗ある方も入りやすいと思います。

 日本昔話や、懐かしい童話作品等も挿絵付きであり楽しめますが、少し物足りなく感じるかもしれません。ですが、下記の作品はのめりこむように読んだ記憶があります。

 

この『高瀬舟』と『罪と罰』は、文字通り寝食を忘れるくらい夢中で読みました。『罪と罰』は日本語訳でも夢中になり読みましたが、リライトされたこの作品も、また違う味わいがあります。物語性が際立つというか。

 一見TOEICとはかけ離れた英語学習でしたが、この多読は大いにTOEICのリーディングにおいて力になりましたね。

 就職前後に最初に受けた時は635。次が580で、平均的な英語力でした。そこから徐々に多読でスコアが上がり730、840と伸びていった記憶があります。

 当時はスコアを上げるというより、英語学習が目的で、TOEICはあくまで、英語の能力を試すためでした。だから、特別な対策はしませんでした。

 現在は、これから先の仕事につなげたい思いがあります。そのため、TOEIC対策本を買い、それに沿って勉強しています。

 TOEIC対策については現在進行形なので、また改めて書きたいと思います。